一生に一度は見たい!スリランカ・キャンディの「ペラヘラ祭り」観覧ガイド【体験談付き】

Uncategorized
 
ペラヘラ祭りで装飾をまとった象(スリランカ、キャンディ) 

>ペラヘラ祭りとは?
スリランカの古都キャンディで毎年7〜8月に約10日間行われる仏教行事。夜になると象やダンサー、ファイヤーパフォーマーが街を練り歩く壮大なパレードが開催されます。

  • 開催時期: 毎年7〜8月(エサラ月の満月に合わせて約10日間)
    開催時間: 毎晩18時〜23時頃。最終日は深夜1時過ぎまで続き、翌朝のみ昼行進が行われます。
  • 見どころ: 装飾をまとった象の行列、伝統舞踊、ファイヤーダンス
  • 観覧方法: 有料席チケット(約20〜70USD)または無料立ち見(朝から場所取りが必要)
  • アクセス: コロンボ→キャンディ(電車約3時間/バスもあり)

👉 チケットの詳しい予約方法は、「ペラヘラ祭りを準備する」セクションで紹介しています。

はじめに

みなさんは「ペラヘラ祭り」というお祭りを聞いたことがありますか?

ペラヘラ祭りは、スリランカで毎年開催される伝統的な祭で、10日間にわたり夜の街を象の大行列が練り歩く、迫力満点のお祭りです!
象だけでなく、伝統舞踊を踊るダンサーや炎を操るファイヤーパフォーマンスも登場し、その壮麗な光景をひと目見ようと、世界中から多くの旅行者が集まります。

実は私自身、スリランカに一度訪れてからこの国の持つ不思議な魅力に導かれるようにして、1年後に再び足を運んでしまったほどスリランカにハマってしまいました。ペラヘラ祭りは、そんな2回目のスリランカ訪問の際に見学をしました。

この記事では、ペラヘラ祭りを初心者にも分かりやすく、「知る・見る・準備する」の3つのステップで紹介します。

  • 知る:歴史や由来、開催時期などの基本情報
  • 見る:象やダンサーが織りなす行列の魅力と見どころ
  • 準備する:観覧席チケットの取り方、アクセス方法、服装や持ち物のポイント

実際の体験談も交えてまとめたので、これからペラヘラ祭りを訪れたい方の参考になればうれしいです。それでは、いってみましょ~!

ペラヘラ祭りを知る

ペラヘラ祭りに参加する象。

ペラヘラ祭りってどんな祭り?

ペラヘラ祭りとは、スリランカ第2の都市キャンディで毎年行われる仏教行事で、仏歯寺(スリダラダー・マーリガーワ寺院)に安置された仏陀の歯を讃えるお祭りです。

夜のキャンディの街に、象や踊り手、たいまつを持った行列が練り歩きます。

象はキャンディの町の道路を歩くため、祭り期間の昼以降は交通規制が敷かれ、車両の出入りは制限されます。パレードの行進ルートは毎日変わるのもポイントです。

祭りの歴史と由来

キャンディの中心に建つ仏歯寺。ここに仏陀の歯が安置されています。


ペラヘラ祭りは数百年の歴史を持ちます。もともとはスリランカで雨や豊穣を祈る伝統行事として始まりました。そこに仏歯を守り讃える儀式が加わり、現在の形へと発展しました。

仏陀の歯は古来より王権の象徴とされ、4世紀ごろにインドからスリランカにもたらされました。その後各地を転々とし、16世紀末にキャンディへ安置されたことで、この地が信仰の中心となりました。

行列はキャンディ王国期に整えられ、王の権威と仏教信仰を示す国家的行事へと発展しました。1815年に王国が滅んだ後も、仏歯寺を中心とした寺院関係者によって継承され、今ではスリランカ最大の仏教祭典として続いています。

気になるワン
気になるワン

なんでペラヘラっていうの?

教えるニャン
教えるニャン

ペラヘラ(Perahera)”はシンハラ語で『行列』っていう意味なんだ。
仏歯のレプリカを象にのせて運ぶ壮大な行列が街を練り歩くから、
“ペラヘラ祭り(行列のお祭り)”ってことなんだ!

開催時期と期間

毎年7〜8月頃、エサラ月の満月に合わせて約10日間にわたり行われます。
前半は小規模ですが、日を追うごとに規模が拡大し、最終日には圧巻の大行列がキャンディの街を埋め尽くします。

毎晩行われるパレードでは、鮮やかな装飾を身にまとった象が行進を行う


約10日間にわたって開催されるパレードは、毎晩18時頃から始まり、23時頃まで続きます。
なかでも最終日のパレードは特別で、祭りのクライマックス。深夜1時を過ぎても行列が続き、その翌朝には、唯一昼間に象の行進が行われるのもポイントです。

最終日の翌日の昼間のパレードの様子

ペラヘラ祭りを見る

ここでは、実際に私がペラヘラ祭りに参加して体験した祭りの様子を紹介します。
私は祭り期間の10日間ずっとスリランカに滞在していましたが、その中でもパレードの初日と9日目、10日目(最終日)を見学をしてきました!

それでは、パレード当日の流れを時系列で見てみましょう!

昼~夕方(祭り開始前)

パレードが始まるのは18時頃ですが、朝8時頃から既に歩道にはブルーシートを敷いて場所取りをする人々の姿が見られます。多くは地元のスリランカ人で、家族連れや友人同士が早朝から集まっていました。

祭り開始の10時間前からすでに場所取り合戦は始まっている

ペラヘラ祭りのパレードは立ち見なら無料で誰でも観覧できます。
ただし、象が間近に見えるいわゆる”良い場所”は非常に人気で、朝からの場所取り合戦になります。日本でいう、お花見や花火大会のベストポジションを確保するような感覚です。

気になるワン
気になるワン

パレードを見学するためには、朝早くから場所取りしないといけないの?

教えるニャン
教えるニャン

有料の観覧席もたくさんあるから、チケットを事前に買っておけば並ばなくても大丈夫!立ち見は「無料で見たい人向け」と考えてOK!
有料席のチケットの購入方法は最後に紹介するね!

祭り開始1~2時間前には、交通規制が完全に敷かれ、関係者以外の立ち入りは禁止だ

やがて夕方になるとキャンディの街は一気にお祭りムードに包まれ、道路は完全に規制されます。寺院の周辺には出番を待つ象やダンサー、太鼓隊の人々が集まり、パフォーマンス前の最終調整を行い、士気を高めています。

いよいよパレードがスタート

最初の一頭目の象がスタート

行進は毎回夕方18〜19時頃にスタートします。
装飾をまとった象を先頭に、太鼓隊やダンサーのグループ、鳴り響く楽器の音とともに、街全体が熱気に包まれていくのを感じます。

ダンサーたちの舞

象の行進の合間に登場するのは太鼓奏者のグループ。大太鼓や小太鼓を打ち鳴らし、タンバリンや笛の音色が鳴り響きます。彼らはリズムや足のステップまでぴったりそろえた舞を披露します。パレードが終わるまで何時間も同じテンポで演奏し続ける、集中力と体力に関心です。

各地域から集まったダンサーが臨場感のある舞を披露

ダンサーや太鼓隊はスリランカ各地から集まり、それぞれが異なる演目を披露します。
この日のために練習を重ね、はるばる集結したグループが、5〜6時間にわたって途切れることのない息の合ったパフォーマンスは圧巻です!

教えるニャン
教えるニャン

下の写真、実はダンサーたちの進行方向は左で、
みんな進行方向に背を向けて進んでいるんだ。

ダンサーの進行方向は画面左側
気になるワン
気になるワン

どうしてみんな後ろ向きで進んでいるの?

教えるニャン
教えるニャン

ペラヘラ祭りの行進は仏歯寺を中心に進むから、仏陀(ブッダ)が祀られている仏歯寺に背中を向けないように、ルートによっては後ろ向きで踊りながら進むんだ。


ダンサーの合間には、たいまつを操るファイヤーダンスも。7~8歳くらいの子どもも参加していて、堂々と演技を披露します。こどもとは思えない鮮やかな火さばきに会場も大盛り上がり。

安心してください、燃えてませんよ。

太鼓を叩き鳴らすグループ、火を操るパフォーマー、伝統衣装に身を包んだ舞踊団…。
炎とリズムが織りなす雰囲気は圧倒的で、異世界に迷い込んだような感覚を味わえます。

子供から年季のある大人までパフォーマンスを披露します

象の行進

祭りの一番の見どころは、何と言っても何十頭にも及ぶ象の大行進です!
象の数は日によって異なりますが、最終日には100頭以上が登場します。

大勢の人が息を吞んでパレードを見守ります。
数十頭も続く象の行進

プチ情報

見学中、たまたま隣に座っていたスリランカ人のお兄ちゃんがツアーガイドをしている人で、ペラヘラの象についていろいろ教えてくれました。

「実は象が身に着けている装飾のライトを光らせるバッテリーは、首もとに取り付けられているんだよ。」とのこと。

また、「象は歩きながら糞やおしっこをするから、後ろに掃除係が付き添って、垂れ流したらすぐに片付けるんだ。」など、裏側を知るとなかなか大変な祭りなんだと感じました。

パレードでハプニング発生?!

そして行列のクライマックスが、仏歯のレプリカを背に乗せた象の登場!!
、、なのですが、肝心の象のレプリカを乗せている象がどれなのかがわからず(笑)

先ほどのガイドの兄ちゃんに聞いたところ、「うーん、実は僕もよく分からなかったんだよね(笑)」とのことだったので、地元の人でも案外判別がつかないのかもしれませんね。

ということで、以下にそれっぽい写真を載せておきます!(笑)

おそらく仏歯を乗せているであろう象(願望)

パレードが終了

最後の象が通り過ぎると、長かった行進がようやく終わります。
ですが、ここで終わりではないのがペラヘラ祭り。

パレード終了後は数万人の観客が一斉に帰路につくため、通りはごった返します。
道路は人で埋め尽くされ、なかなか思うように進めません。

初日は、パレードが終わってから1時間ほどかけてようやく人混みから抜け出せました。
宿泊先までは余裕を持って戻る計画を立てておくのがおすすめです。

これだけの数の人が一斉に帰りだすので、人混みは避けられません

ペラヘラ祭りを準備する

さて、ここでは実際にペラヘラ祭りへ行く方のための準備やアクセスについて紹介します。

観覧席とチケット予約

ペラヘラ祭りの見学は世界中から多くの観光客が訪れるため、観覧席の事前予約(チケット購入)をおすすめします。チケットは旅行代理店や現地ツアー会社を通じて手配できます。現地で購入したい場合は、祭り期間中に観覧席周辺でチケットを売っている人からも買うことができます。

料金は席によって異なり、相場は20〜70USD程度。(※2025年時点の目安)
パレードが間近に見られる最前列ほど値段が高くなります。

一方で、チケットを買わずに立ち見で楽しむことも可能です。ただしその場合、人混みで視界が遮られることも多いです。祭りのためにスリランカ国内からも大勢が集まるため、多くの現地の人は有料の観覧席ではなく、道路沿いに座ったり立ったりして観覧します。

朝の10時からすでに、パレードが良く見える無料の立ち見場所には大勢の地元の人が待機中

もし無料で楽しみたい場合は、昼から夕方の早い時間に会場へ行き、パレードルート沿いの場所を確保することが必須です。開始直前に行くと、ほとんどの場所が人で埋まってしまうので注意してください。(ちなみにパレード最終日は人気で、朝からすでに席を確保しようと行列ができているので、最終日の場所取りにはそれなりの覚悟を持って臨みましょう。)

服装・持ち物のポイント

持ち物は以下3点を抑えておけば大丈夫です。

  • 虫よけスプレー:夜のキャンディは蚊が多いので必須アイテムです。
  • 羽織物:キャンディの夜は少しだけ肌寒くなります。
  • 飲み水/軽食:パレードの見学時間はだいたい5~6時間です。
           観覧席からパレードを見学する場合、その間身動きはとれないので、
           お水やごはんは事前に買って用意しておくといいでしょう。

アクセス方法

祭りはキャンディの街中で開催されます。
コロンボからキャンディへの移動は電車とバスがあり、どちらも事前予約が可能です。

電車:コロンボから約3時間。景色を楽しみたい人におすすめ。
バス:安くて本数も多いですが、混雑しやすいのが難点です。

祭り期間中は市内で交通規制が行われるため、早めの移動が安心です。
特に最終日は多くの人がキャンディに集まるため、当日移動は渋滞のリスクが高くなるため、できれば前日までに到着しておくのがおすすめです。

また、この祭りの時期は、電車・バスともにチケット予約が非常に混み合います。
通常時なら当日でも間に合うことがありますが、パレード期間中は少なくとも5〜7日前までに
予約しておくと安心です。

宿泊と滞在のコツ

  • 祭り期間のキャンディ市内のホテルはすぐ満室になるため、1~2か月前の予約がベスト
  • 郊外に泊まる場合は移動手段を事前に確認する。
  • 祭り終了後は深夜になるため、宿までの帰り方を計画しておきましょう。

まとめ

ペラヘラ祭りは、スリランカの人々にとって信仰と誇りを象徴する特別な祭典です。
夜のキャンディを象やダンサーが練り歩く光景は、まさに一生に一度は見たい絶景。

初めて訪れる人は、開催時期・チケット予約・アクセスの3点を押さえておくことで、より快適に楽しむことができます。
現地で感じる太鼓の響きや炎の熱気、そして観客と一体になる高揚感は、写真では伝えきれない感動があります。

スリランカを訪れる機会があれば、ぜひペラヘラ祭りの時期に合わせて、この神秘と迫力の夜を体験してみてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました